この頃、平成最後のほにゃららが流行っていますが正確には平成がいつ終わるのかご存知でない方も少なくないのではないでしょうか。
天皇が退位し、新天皇が即位するタイミングで元号が変わる為、即位する日が新元号の開始日となります。
今回は2019年5月1日がその日に当たるそうですよ。
平成最後のエイプリルフールはこれから始まりまっせ。
さて、最近Twitterなるものをちょくちょく見てるのですが、名言っぽい事をそれっぽく言う事を計算された文章でつぶやくとフォロワーが増えるみたいですね~。
そもそも、フォロワーを増やす事は目的ではなく情報発信をするための影響力を得る事が目的で影響力を得るためにはフォロワーを増やす必要がある(カッコ良く言えば影響力がある人はフォロワーが多い)と言う事ですけれど。
計算された文章と言うのは、同じ内容でも共感して貰えるように構成されているという事です。
SNSって難しいですね~。
そんな中でよく見かけるツイートは
出来る人は◯◯で出来ない人は◯◯である。
みたいな似たり寄ったりな内容です。
いや、であるって!
なんか名言ぽいけど言葉に発声させると恥ずかしくなるわ!
実はこれにはベースがあるんです。
明治に入り日本は資本主義が進み身分や生まれによる差が少なくなってきた頃、偉い人は言いました。1万円札の福沢先生は言いました。
“人は、生まれながらに、貴賤貧富の別なし。ただ、良く学ぶ者は、貴人となり、富人となり、そして、無学なる者は、貧人となり、下人となる。”
“学問は米をつきながらも出来るものなり。”
これは勉強する人間は金持ちとなり、勉強しないものは貧乏になる。暇がなくても勉強はできるという事。
勉強を努力と置き換えてもいいでしょう、同じような意味になりますよね。
またこうも言っています。
“自分が馬鹿で困窮に陥れば、自分の非を認めるのではなく、富める人を怨むものである。”
“行為する者にとって、行為せざる者は最も過酷な批判者である。”
これは、勉強しなかった人が失敗した時に、自分が勉強しなかった事を悔やむのではなく、他に責任をこじつける。そして、やった人はやらなかった人に批判される。
つまりこれから何が導き出せるのかというと、
努力してきた成功者は努力してこなかった人間に酷く嫉妬される。努力をせずに失敗した人間は、世の中が悪いとか、友人のせいにしたり、会社のせいにしたりする。
という事です。
ここだけ聞くと内容は酷いですね。
私も少なからず嫉妬しますしね。
羨ましいと思う事もたくさんあります。
今回のまとめ
Twitterの
出来る人は◯◯で出来ない人は◯◯である。
の答え合わせは
①よく学ぶ人
①行動を起こす人
②①に嫉妬する人
②責任を他人に求める人
出来る人は①で出来ない人は②である。
これをベースにいじくり回せば名言も作れるかと思います!
もう100年以上も前にこんな名言が残されていて今も使う事ができるなんてすごいですよね。だからこそ、名言として残っているのでしょうが。流石、日本人が一番好きな歴史上の人物ですね!