最近、汚職事件や政治家なんかがメディアで不倫だのセクハラパワハラだので取り上げられてばかりです。
あまりメディアで流れている内容に関心はありませんが(信用していないけれどチェックはしていますが)、政治的な職業や公的職業の権力者はどうしても自分の価値観が絶対となりがちなのでしょうか。
商売とはお金の動き方もちょっと違うので、お金の価値観についても少し特殊になるのでしょう。
公的職業も税金からお金を得るのではなく商売として成り立つ仕組みにしてしまえば価格競争にもなり質の改善にもつながると思うのですが、、、
現代でそれをしてしまうと納めるべき税金は変わらず、公的機関でも大金を必要とする悲惨な国になってしまうので無理でしょうが。
郵便局が民営化したくらいなので世の中何が起きるかわかりませんが、、、
郵便局は殿様商売に近いので民営化によって質の改善等はなかったですが。。
さて、何か問題が起きた時にどうやって解決に向かうべきかについて記事にしたいと思います。
全ての記事でそうなのですが筆者の過去の経験や人から得た知識による持論なので絶対にこうと言う事ではなくこれから生きていく中で少しでも参考にしてもらえればと思います。
問題が起きた場合に解決方法を探す場合、暫定的解決から恒久的解決へと段階を二つに切り分けて考えます。
まず暫定的解決について
暫定的解決とは一時的に解決する事です。
突貫工事のようなもので、根本的な解決は求めず早期解決を目的とします。
次に恒久的解決について
問題の原因を探り、根本的な部分から解決します。
今後同じ問題が起こらないよう、もしくは起きにくい状態にします。
分かりやすい具体例を立てて問題を解決してみます。
私は去年、職場で使う在庫管理表の雛形(テンプレート)を作成しました。
雛形に手書きで何が何個あるのか書き込んでいくような簡単なものです。
書き込む項目は商品名、個数の二つだけです。
先日、同じ商品名ですが違うメーカーの商品を新商品として入荷しました。
このままでは困るのでとりあえず商品名の横にカッコ書きでメーカーを書く事にしました。
後日、上司に相談したところ雛形を作り直す事になりました。
そこで簡単な会議を行いました。
内容はこんな感じです。
同僚「在庫管理表にメーカーを書き込む箇所を足しましょう!」
私「同じメーカーから出た同じ名前の商品はあり得ないのですか?」
私「例えば色違いとか!」
同僚「それなら、管理表には色を書き込めるようにしましょう」
私「あと他にも限定版や特装版と言ったものもありますがどうしますか?」
同僚「でかした!そしたら備考を追加して色や限定版と言った違いを備考に書き込むようにしよう!」
その時、上司が歩いてきてこう言いました。
上司「JANコードや店内で使っている商品コードを入れればいいんでね?」
上の例文は全てフィクションです。
はじめに記載しておきますが、このフィクションは例であり、ミクロ的な解決を目的としています。
管理表をデジタル化すると言った大きな環境の変化が必要となる解決法はこの場ではしない事を前提とします。
まず問題になるのが
在庫管理表には同じ商品名でも違う商品が2つ以上あるので書き込んだ本人以外が表を見た時にどっちがどっちだかわからなくなってしまう事。
そこで暫定的な解決です。
とりあえず商品名の横にカッコ書きでメーカーを書く事にしました。
とりあえず、この場合はこれで解決しました。
しかしこれでは今は解決しましたが根本的な解決には至っていません。
もし今後違う人が在庫管理表を書き込む場合に違う解決法をとるかもしれません。
そうならないように問題の原因を探り根本的な解決をしなければいけません。
それでは原因は何だったのでしょうか。
原因は備考欄や商品コードを書く欄がない事ではありません。
原因は商品が名前だけでは一意(ユニーク)にならない事です。
一意にならないとは商品名だけでは各商品の違いを識別できないという事です。
その後、解決法について会議されましたが解決法は一つではありません。
簡単に手間なく商品を識別できるようにする事が今できうる解決です。
商品名と備考で商品を識別する事で問題は解決します。
しかし、最善策ではありません。
やはりJANコード(バーコードの下に書いてある番号)や店舗独自での管理番号(今後インストアコードとします)などのコードで識別するのがベターです。
と言うかベストです。
そもそもJANコードは世界規模で商品を識別するために使うコードですので。
※数年前にJANコードが重複していたと言う話もありましたがどこかにひらひら飛んでいってしまいました。確か雑誌のJANコードだったかと思いますが。通常は重複する事なく商品を識別できるコードです。
ではJANコードでもインストアコードでもどちらでも一意になるのであればどちらが良いのかを精査して決めればいいだけです。
JANコードは13桁、インストアコードは7桁だとした場合、書き込む手間はインストアコードがおよそ半分の手間で済みます。
しかし、JANコードの場合、管理表と商品を見ればすぐに識別する事ができます。
その後、管理表にはインストアコードを書く欄が追加され商品が重複する事は無くなりました。
この過程と結果がが恒久的解決となります。
こう言った雛形を作るのはとても、とても、とても面倒ですが時間をかけて、表に書き込む人と表を見る人の話を聞きながら作った方があとあと全体として利益に繋がります。